SPEEDCROSS 6スピードクロス 6
SPEEDCROSS 6の商品レビュー
アッパー
サロモン スピードクロス 6のアッパーは、非常に密閉性の高い構造を持つメッシュ素材が特徴です。これにより、厳しい寒さや泥濘んだ環境での足の保護と保温性に優れています。耐久性も高く、過酷なトレイルでの使用に耐えうる頑丈さを備えています。 通気性は意図的に抑えられており、内部の熱がこもりにくい設計です。このため、冬場の冷たい気候下でのランニングや、早春の凍えるようなトレイルでのトレーニング、レースにおいてその真価を発揮します。暑い季節や長距離のランニングでは、その保温性が快適性を損なう可能性もありますが、短〜中距離であれば問題なく対応できるでしょう。
ミッドソール
ミッドソールには、サロモン独自のEVAフォームが採用されています。ヒール部分は36.5mmと厚みがあるように見えますが、これはアウトソールのラグや厚いインソールを含んだ数値であり、実際のクッション性はダイレクトなライド感を重視した設計です。フォアフット(前足部)は特に薄く、22.4mmの厚みで、地面の感覚を掴みやすいように作られています。 このミッドソールは、極上のクッション性を求めるランナーよりも、路面からのフィードバックを重視し、よりダイレクトな走り心地を好むランナーに適しています。長距離での非常に高い保護性というよりは、機敏な動きと安定性をサポートします。また、岩板(ロックプレート)は内蔵されていませんが、厚いアウトソールラバーが足裏を効果的に保護します。
アウトソール
スピードクロス 6の最も特徴的なのは、その巨大なラグ(突起)を備えたアウトソールです。約5.8mmという深さの矢印型ラグが、泥濘んだ路面や滑りやすい急坂、テクニカルなトレイルでも圧倒的なグリップ力を発揮します。ラグ間には十分なスペースが設けられており、泥が詰まりにくく、常に高いトラクションを維持できるよう工夫されています。 サロモン独自のコントラグリップ(Contragrip)ラバーは、ミッドソールの側面まで包み込むように配置されており、シューズ全体の耐久性を高めるとともに、全方位からの保護を提供します。この強力なグリップ力と耐久性は、悪条件のトレイルやソフトな路面でのパフォーマンスを最大限に引き出すために設計されており、高速での走行や急な方向転換にも安定感をもたらします。
その他の特徴
スピードクロス 6は、その堅牢な構造により優れた安定性を誇ります。硬質なフォームと、かかと部分がわずかに広がるミッドソールの設計、そして足全体を包み込むような形状のインソールが一体となり、非常に安定感のある履き心地を提供します。シューズ全体にわたる高い剛性も、テクニカルなトレイルでの安定したフットワークを支える重要な要素です。 高い安定性と剛性を持ちながらも、縦方向の柔軟性も持ち合わせている点が特筆されます。この適切な柔軟性は、トレイルランニングだけでなく、長時間のハイキングやウォークなどにも対応できる汎用性を提供します。厳しいトレイルでのアグレッシブな走りを支えつつ、さまざまなアウトドアアクティビティにも対応するバランスの取れた一足です。
スペック比較
| 項目 | ![]() SPEEDCROSS 6 | ![]() GLIDE MAX | ![]() WINGS SKY | ![]() SUPERCROSS 3 | ![]() ALPHACROSS 4 | ![]() ULTRA GLIDE | ![]() PULSAR TRAIL PRO |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アッパー | — | エンジニアードメッシュ | テキスタイル | SensiFit | — | メッシュ | テキスタイル |
| ミッドソール | EVA | Energy Surge | EnergyCell | EnergyCell | EnergyCell | Energy Surge | Energy Blade |
| 重量 | 298g | 275g(27cm) | 330g(27cm) | 305g(27cm) | 304g(27cm) | 260g(27cm) | 270g(27cm) |
| ドロップ | 10mm(フォア:22mm / ヒール:32mm) | 10mm(フォア:27mm / ヒール:37mm) | 8mm(フォア:16mm / ヒール:24mm) | 10mm | 10mm | 8mm(フォア:24mm / ヒール:32mm) | 6mm |
| 販売サイト |
SPEEDCROSS 6のユーザーレビュー(1件)
- ささぬだ4.0
安定のSPEEDCROSSシリーズです
SPEEDCROSSシリーズのいいとこどりができているシューズで、なによりかっこいいです。軽量で長時間履いていても疲れず、つま先の立ち上がりのおかげで坂道の全力疾走時も足の運びやすさを実感できます。前作からは少しグリップ感が落ちているように感じる気もしますが、様々な天候に対応させた結果なのだと思われます。







