Timp 5ティンプ 5
Timp 5の商品レビュー
アッパー
アルトラのトレイルランニングシューズのオールラウンダーとして知られるティンプシリーズ。その最新作「ティンプ 5」のアッパーは、平均的ながらも十分な通気性を確保しています。中央部分の生地は比較的厚めに設計されており、これは一般的なトレイルシューズとは異なる特徴です。この構造により、足の土踏まず部分の通気性が向上し、擦れも軽減されるため、特にフラットフットのランナーにとっては快適性が高まります。
メッシュ素材は耐久性への配慮が感じられ、前モデルと比較して手触りも向上しています。適度なストレッチ性とパッドが組み合わされており、足にしっかりとフィットし、快適な履き心地を提供します。ロード用デイリートレーナーのようなスムーズで信頼性の高い走行感は、トレイルでも安定性と快適性の理想的なバランスを実現しています。
ティンプ 5は、ニュートラルランナーに優れたサポートを提供し、軽度のプロネーションを持つランナーにも適しています。ミッドソールのバランスの取れた設計とゼロドロップ構造が連携し、効果的に足の安定性を高めます。ねじれ剛性は高く、特別なプレートなしで優れた安定性を発揮する点は注目に値します。一方で、より柔軟性を求めるミニマリスト志向のランナーには、その剛性がやや硬く感じられるかもしれません。
ミッドソール
ティンプ 5のミッドソールは、アルトラの哲学であるゼロドロップデザインを最大限に活かし、フォアフット(前足部)に優れたクッション性を提供します。かかと部分のスタックハイトは28.6mm、前足部は28.7mmと、ゼロドロップ設計通りの厚みを維持しており、軽量化と両立した十分なクッション性は、特に軽量なランナーにとって長距離でも快適性とサポートを確保します。
エネルギーリターンに関しては、現状では平均を下回る水準です。しかし、この点は今後のバージョンアップでさらなる進化が期待される部分と言えるでしょう。ティンプ 5は、実測値でほぼ完璧なゼロドロップ設計が確認されており、アルトラが誇る真のゼロドロップトレイルシューズとしての地位を確立しています。
アウトソール
ティンプ 5の最も注目すべき進化の一つが、ビブラム メガグリップアウトソールの初採用です。これにより、これまでのモデルから格段にグリップ性能が向上しました。3.0mmのラグ深さは、日常のトレイルランニングシューズとして理想的で、軽めのトレイルからロードまで幅広い路面に対応します。非常に泥濘んだ状況や積雪路面では、さらに深いラグを持つシューズが適するかもしれませんが、ティンプ 5も時折であれば対応可能です。
一般的なトレイルシューズに多いシェブロン型のラグではなく、ティンプ 5は独自のラグパターンを採用しており、平坦な路面から傾斜地まで安定した足元をサポートします。ビブラム メガグリップラバーを大胆なデュアルトーンで部分的に配置し、足の自然な広がりと動きを模倣した解剖学的セグメントで構成されています。アウトソールには大きなカットアウトが施され、これらが軽量化と同時にプラットフォーム全体の柔軟性を高めています。
特に前足部には幅の広い縦方向の溝が設けられており、これが個々のラバーポッドを分離することで、構造的な安定性を保ちながらも、優れた縦方向の柔軟性を実現しています。この適度な硬さと柔軟性のバランスが、多様なトレイルアドベンチャーにおいて、ティンプ 5を信頼できるパートナーとする要因となっています。
スペック比較
| 項目 | ![]() Timp 5 | ![]() Timp 5 GTX | ![]() Superior 6 | ![]() Outroad 2 | ![]() Superior 7 | ![]() Outroad | ![]() Outroad 3 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アッパー | — | ゴアテックス | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | — | — |
| ミッドソール | — | EGO MAX | クアンティックフォーム | Egoフォーム | — | — | アルトラEGO |
| 重量 | 278g | 332g | 258g | 286g | 264g | 303g | 303g |
| ドロップ | 0 mm | 0 mm | 0 mm | 0 mm | 0 mm | 0 mm | 0 mm |
| 販売サイト |
Timp 5のユーザーレビュー(0件)
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