S/Lab Ultra GlideS Lab ウルトラ グライド
S/Lab Ultra Glideの商品レビュー
S Lab ウルトラ グライドのサイズ感・フィット感
S Lab ウルトラ グライドは、足元をしっかりと保護する堅牢な作りが特徴です。アッパーには耐久性を重視した厚手のエンジニアードメッシュを採用しており、一般的なS/Labシリーズに用いられるMATRYXアッパーとは一線を画す密度の高い織り方で、優れた保護性能と安定感のあるフィット感を提供します。ヒールパッドも丁寧に配置されており、シューズ全体の品質の高さとフィット感へのこだわりが感じられます。
一方で、この密度の高いアッパーは、通気性においては控えめです。つま先部分にごくわずかな通気孔があるのみで、夏の炎天下での使用には不向きですが、冬場のランニングでは足元に最適な暖かさをもたらします。過酷なトレイル環境での耐久性を最優先した設計であり、足全体を包み込むような安心感のあるフィットが長距離ランニングをサポートします。
S Lab ウルトラ グライドの履き心地・クッション性
S Lab ウルトラ グライドのミッドソールは、S/Labシリーズの中でも際立つクッション性を誇ります。下層にEVAフォームを使用し、41.0mmの厚いヒールスタックと33.8mmのフォアフットスタックが、ウルトラディスタンスを走破するための十分な衝撃吸収性を提供します。かかとと前足部の両方で優れたクッション性を感じられ、ミッドフットやフォアフットで着地するランナーはもちろん、ヒールストライカーにも一般的なトレイルシューズと同等の保護と快適性をもたらします。
このEVAフォームは、シューズ全体の安定性を高めるサイドウォールの一部も形成しており、特に足首に不安を抱えるランナーには心強い、非常に高い安定性とサポート感を実現します。また、アウトソールに統合された独自のrelieveSPHERE(リリーフスフィア)システムが足底圧を軽減し、特定のホットスポットの緩和を目指すことで、長距離での快適な履き心地を追求しています。反発力に関しては、PEBAやA-TPUのようなプレミアムフォームは採用されていないため平均的なレベルですが、安定したフラットなライド感を重視する設計です。
S Lab ウルトラ グライドはどんなランナーにおすすめ?
S Lab ウルトラ グライドは、ウルトラディスタンスのトレイルランニングを視野に入れているランナー、特に安定性と耐久性を重視する方に最適です。足元に最大限の安定感を求めるランナーや、足首のサポートが必要な方には、その堅牢なミッドソール設計と厚いスタックハイトが大きな安心感を与えます。また、カーボンプレートの採用されていないモデルで長距離を走りたいと考えるランナーにとって、新たな選択肢となるでしょう。
アウトソールは砂利道や乾燥した路面といった比較的簡単な地形に最適化されており、控えめな3.2mmの矢じり型ラグが非テクニカルなトレイルでの効率的な走りをサポートします。冬場のランニングには適していますが、通気性が控えめなため、真夏の暑い時期での使用は避けるのが賢明です。
S Lab ウルトラ グライドの重さ・軽さ
S Lab ウルトラ グライドの重量は男性用で289gです。これは決して超軽量モデルではありませんが、その重量はウルトラディスタンスを走破するための圧倒的な安定性と耐久性、そして十分なクッション性の証です。6mmのドロップは自然な走りを促し、厚いスタックハイトと相まって、長距離でも重量を感じさせにくい快適なライド感を提供します。軽さよりも、信頼性と保護性能を優先するランナーにとって、この重量は妥当な選択肢となります。
S Lab ウルトラ グライドの耐久性・寿命
S Lab ウルトラ グライドは、その堅牢な作りから非常に高い耐久性を誇ります。アッパーには厚手のエンジニアードメッシュを採用しており、過酷なトレイル環境においても初期の摩耗に強く、足元をしっかりと保護します。ミッドソールに使用されているEVAフォームも、長距離での使用に耐えうる設計です。
アウトソールはフルレングスのラバーカバレッジで覆われており、数えきれないマイルを走り抜くための優れた耐久性とグリップを提供します。relieveSPHEREシステムのために一部ラグが削除されていますが、設計された地形での十分なトラクションと耐久性を確保しています。全体的に、どんな距離でも信頼できるパートナーとして、長く愛用できる耐久性を持ったシューズです。
S Lab ウルトラ グライドの良い点・気になる点
S Lab ウルトラ グライドの最大の良い点は、ウルトラディスタンスに対応する圧倒的な安定性とクッション性、そして優れた耐久性です。41.0mmの厚いヒールスタックとEVAフォームミッドソールによる高い衝撃吸収性は、長距離での疲労を軽減し、特に足首に不安があるランナーにはサイドウォールによる高いサポートが安心感をもたらします。また、relieveSPHEREシステムが足底圧を軽減し、フルレングスラバーアウトソールは砂利道や乾燥路面で高いグリップと耐久性を提供します。
一方で、気になる点もいくつかあります。アッパーの通気性が控えめなため、夏の炎天下での使用には不向きです。また、反発力は平均的なレベルにとどまり、PEBAやA-TPUのようなプレミアムフォームがもたらすような高いエネルギーリターンは期待できません。男性用で289gという重量も、超軽量モデルを求めるランナーには重く感じる可能性があります。深いラグを必要とするテクニカルな路面よりも、比較的シンプルなトレイルでの走行に最適化されたモデルである点を理解しておく必要があります。
スペック比較
| 項目 | S/Lab Ultra Glide | S/Lab Pulsar 4 | ![]() Sense Pro 4 | ![]() Ultra Flow | ![]() S/Lab Genesis | ![]() Cloudsurfer Trail 2 | ![]() XA Pro 3D v9 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| アッパー | エンジニアードメッシュ | マトリックス | — | 3Dメッシュ | マトリックスエンジニアードメッシュ | エンジニアードメッシュ | メッシュ |
| ミッドソール | EVAフォーム | — | OPTIVIBEフォーム | — | EVAフォーム | ヘリオンフォーム | — |
| 重量 | 289g | 249g | 255g | 244g | 258g | 286g | 323g |
| ドロップ | 6 mm | 6 mm | 4 mm | 6 mm | 8 mm | 8 mm | 11 mm |
| 販売サイト |
S/Lab Ultra Glideのユーザーレビュー(0件)
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