扁平足の方がランニングをすると、足の土踏まずのアーチがないために着地時の衝撃吸収ができず、足だけでなく膝や腰など体全体に負荷がかかり、故障の原因となってしまうことがあります。
そこで、扁平足のランナーがランニングシューズを使用する際には、この足の特性をサポートしてくれるランニングインソールと組み合わせることで足の負荷が軽減されることが期待できます。
今回は扁平足に合うランニングインソールの選び方とおすすめのランニングインソールをご紹介します。
扁平足とは

扁平足とは足の土踏まずがない足のことです。土踏まずは生まれた時にはなく成長するにつれて形成されていきますが、人によって形成されなかったり、運動不足や体重などで形成された土踏まずが消失することもあります。
土踏まずのアーチは足の衝撃を抑えるクッションの役割をはたしており、これがない扁平足のランナーは足が疲れやすいばかりでなく、膝や腰などへ大きな負荷につながり故障の原因となってしまうのです。
そのため、扁平足ランナーにとってアーチのサポートは疲労や怪我を軽減する重要な機能であるといえるでしょう。
扁平足の対策①アーチをサポートしてくれるランニングシューズを選ぶ
まず残念なことに、アーチをサポートしてくれる特徴のあるランニングシューズというものはなかなか数は多くありません。
1つシューズの例を挙げると、ヨネックスの「セーフラン850」というモデルが扁平足・外反母趾に適した設計になっています。
ナイキ エア ズーム ストラクチャー 22 メンズ ランニングシューズは、スピード感あふれるスタイルと、しっかりしたフィット感を提供してくれる万能シューズです。エンジニアードメッシュにより足全体のフィット感を向上し、ヒールのオーバーレイにより踵をしっかりとホールド、足中央部全体のダイナミックなサポート力が、力を逃がさずにスムーズで安定した足の動きを実現します。
オデッセイ リアクトは、驚くほど快適な履き心地がランの最初から最後まで持続させてくれるシューズです。Nike Reactフォームクッショニングは、高反発なのに軽量で、頑丈なのに柔らかいという対極の理想を同時に満たしてくれる革新的な素材が採用されています。足を前へ押し出すような感覚はもちろん、ランニング自体をさらに楽しくしてくれるシューズです。アッパーには、ナイキ エピック リアクトの特徴ともいえるプレミアムなFlyknitではなく、通気性に優れた軽量素材が使用されています。衝撃吸収に長けており、長い距離を走る方へおすすめの1足です。
GEL-KAYANOは「フルマラソン完走をより身近にするシューズ」をコンセプトに安定性やクッション性を重視しながら、軽量性や反発性も兼ね備えたエントリーモデルです。フルマラソン完走やこれからランニングを始めるランナーに特におすすめされるモデルです。
かかと部に内蔵する衝撃緩衝材「GEL(ゲル)」が、着地の衝撃を吸収しながら、素材の復元力によりソフトな着地感覚を提供します。
本作で27代目となるGEL-KAYANO27はヒールデザインやアッパーが改良されており、さらにフィット感とクッショニングを感じられるシューズとなりつつも軽量化に成功しています。
フルマラソンから日々のトレーニング、さまざまなアクティビティに至るまで、汎用性に優れたGT-1000シリーズがリニューアルしました。アッパーは垂直方向の糸を編み合わせたラッセル構造のメッシュで構成されており、よりやわらかで、通気性のよい快適な足あたりを実現しました。ミッドソールのGELはヴィジブルGELに変更され、よりクッション性を感じやすくしています。
GT-2000 9はasicsのベストセラーシューズです。軽量性とクッション性に優れたFLYTEFOAMをミッドソールに搭載し、適度なサポートを得られます。
前作との大きな変更はありませんが、細かな改良点としてアッパーに軽量素材を採用し、生地の縫い目を減らしたほか、部位に応じて形状や密度を最適化したことで、特に前足部にゆとりができて締め付けの細かな調整が可能になりました。かかとはしっかり包み込む設計で着用時のフィット感が向上しています。