オーバープロネーションの対策と対応ランニングシューズ7選

更新日:2022/10/08

ランニングを続けるにあたり、もっとも怖いことはやはり故障です。特にランニングを始めたばかりの頃や、走行距離の増えてきた頃などにランニング障害は起こりやすいものです。
故障の原因は様々ですが、特に足首や足部の故障が起こることが多いです。これらの故障はランニング中に「プロネーション」という人間に備わっている足部の衝撃を抑える動きによるものの場合があります。
今回は故障の要素の1つである「オーバープロネーション」の原因と対策の解説、またオーバープロネーション対策の施されたランニングシューズを解説します。

オーバープロネーションとは


通常ランニング時、足には体重の2〜3倍の負荷がかかるといわれています。ランニングに限らず、足を地面に設置される際、足首をねじることによってその負荷を逃す身体機能が人間には備わっています。これが「プロネーション」です。
人によっては、このプロネーションがかかり過ぎ、足首が内側に倒れこみ過ぎてしまうことがあります。この状態のことを「オーバープロネーション」と言います。
オーバープロネーションの状態で走りこみを続けると、体重による過負荷がかかり、足首や足部だけでなく膝や腰までランニング障害が及んでしまうことがあります。

自分のプロネーションを知るには

オーバープロネーションが身体に与える影響を知った上で、自分のプロネーションはどうなっているのかが気になるところですが、調べる方法はあるのでしょうか。

かかとのすり減り方を見ただけでは判断できない

オーバープロネーションは内側への動きが強い状態のため、シューズのかかとの内側部分からすり減ってくるはずです。
しかし、既に使用しているシューズがオーバープロネーションに対応したシューズの場合、かかとの内側が硬めに作られていることがあります。また、環境や走り方に個人差があることも多く、かかとのすり減り方を見るだけでは一丸に判断することはできないのです。

カードを使ったプロネーションの確認方法

カードを使ったプロネーションのチェック方法の動画がわかりやすかったためご紹介します。

  1. 足を肩幅まで開き、つま先はまっすぐになるように立つ
  2. カードを縦向きでくるぶしの横に置く
  3. くるぶしが内側に向いており、カードについていない場合、オーバープロネーションの傾向がある

専門店でプロネーションを計測する


アシックスの店舗(アシックスストア東京 / アシックス原宿フラッグシップ / アシックスラン東京丸の内 / アシックスストア大阪)ではASICS RUNNING ANALYZERというAI画像解析技術を用いたプロネーションの判定サービスを受けることができます。計測は予約不要で無料で行えるようです。

オーバープロネーションの対策

自分のプロネーションがオーバープロネーションの傾向があるとわかった場合、どのような対策をすればいいのでしょうか?

オーバープロネーション対策①専用のランニングシューズを履く

各メーカーではオーバープロネーションに対応したシューズを販売しています。
オーバープロネーション対応のシューズはアウトソールの内側に硬めの素材を使用することで、内側への倒れこみを最小限にしています。

オーバープロネーション対策②専用のインソールを使う

オーバープロネーション対応のシューズを使用するほか、矯正用インソールを使うことも1つの手です。
また、オーバープロネーション対応のシューズは初心者向けで重量が重めのものも多いため、インソールを使用すれば中上級者向けのシューズでもオーバープロネーションに対応することができます。

オーバープロネーション対応のおすすめランニングシューズ7選

GEL-KAYANO 27

GEL-KAYANOは「フルマラソン完走をより身近にするシューズ」をコンセプトに安定性やクッション性を重視しながら、軽量性や反発性も兼ね備えたエントリーモデルです。フルマラソン完走やこれからランニングを始めるランナーに特におすすめされるモデルです。 かかと部に内蔵する衝撃緩衝材「GEL(ゲル)」が、着地の衝撃を吸収しながら、素材の復元力によりソフトな着地感覚を提供します。 本作で27代目となるGEL-KAYANO27はヒールデザインやアッパーが改良されており、さらにフィット感とクッショニングを感じられるシューズとなりつつも軽量化に成功しています。

GT-2000 9

GT-2000 9はasicsのベストセラーシューズです。軽量性とクッション性に優れたFLYTEFOAMをミッドソールに搭載し、適度なサポートを得られます。 前作との大きな変更はありませんが、細かな改良点としてアッパーに軽量素材を採用し、生地の縫い目を減らしたほか、部位に応じて形状や密度を最適化したことで、特に前足部にゆとりができて締め付けの細かな調整が可能になりました。かかとはしっかり包み込む設計で着用時のフィット感が向上しています。

リアクト インフィニティ ラン

ケガ0をコンセプトに作られたシューズ。前作のエピックリアクトに比べてフォーム材を24%増量したことで、クッション性が強化されると同時に、抜群の反発力が得られます。ミッドソールの幅を広げたことにより、着地から蹴り出しまでのプロネーションを制御し、安定した体重移動を可能にしました。また、ソールが跳ねあげたような形状になっており、スムーズな足運びを実現します。リアクトシリーズの特徴として、デザイン性も高いため、普段履きからジョギング、走り込みまで広い用途をカバーできます。

リアクト インフィニティ ラン

ウエーブインスパイア 16

ファンシェイプドウエーブ採用のサポートモデルです。 シューズにまず求められる機能であるクッション性と安定性。本来相反するといわれる、この二つの機能を両立させることは難しいことだとされてきました。クッション性を高めるためにミッドソールを柔らかくすると安定性が失われ、逆に硬くするとクッション性が損なわれます。ミズノはこの難題に取り組み、一枚の波を挟むという発想から“MIZUNO WAVE”を開発。その両立に成功しました。 クッション性に優れ、かつ軽量性を飛躍的に高めた次世代ミッドソール素材と、摩擦に強くシューズの耐久性も高めるアウトソールラバーを搭載。

ウエーブアミュレット 8

ウエーブシリーズは、シューズに求められるクッショニングと安定性の両立をミズノウエーブを搭載することで実現しました。 ウエーブアミュレット8は、ウエーブタイプの中のサポートに属しており、安定性重視で、アーチが低くなっており、屈伸時に膝が内方向に入るランナーや偏平足の人でも安定した走りを提供するモデルとなっています。 足とシューズの一体感を高めたアッパー構造は、走行時の足の動きや変形に対応するように最適な素材配置となっており、快適な走りを提供します。 ミッドソールには、高いクッショニングと、劇的に軽量化を高めた次世代ミッドソールであるU4icと、ソールに1枚の波形のプレートを挟みこむミズノウエーブを搭載することで、優れたクッショニングと安定性の両立に成功しました。 アウトソールは、軽量でかつ摩耗の激しいヒール部分に従来に比べて耐摩耗性が約80%高まった高耐摩耗ラバーであるX!0を搭載しています。

ウエーブアミュレット 8

エア ズーム ストラクチャー 23

エア ズーム ストラクチャー 23は覚悟を決めたランナーのためのスピード感のあるトレーニングシューズです。アッパーにはテキスタイル素材のオープンメッシュアッパーが採用されており、上部のサポートを失うことなく最低限、通気性を両立しています。つま先部分はタイトに編み込まれており、力のかかる箇所は必要な補強がなされています。シュータンやヒールカップは厚みのあるクッションが使われた作りで、足全体をピッタリとホールドしてくれる作りになっています。ミッドソールには踵部分に柔らかなクラッシュパッド、つま先部分に反発力の高いズームエアが採用されているため踵着地でのランニングに最適化されています。アウトソールにはグリップ力の高いブローラバーを採用しており、地面に対して高いグリップ力を発揮してくれる作りになっています。

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