「もっと楽に、長く走りたい」——そんなランナーの願いを形にしたのが、アシックスのENERGY SAVING FAMILY(エナジーセービングファミリー)です。
独自の弓形ソール「GUIDESOLE」を搭載した本シリーズですが、「メタライド・グライドライド・エボライドのどれを選べばいいの?」「厚底だけど不安定じゃない?」と悩む方も多いはず。
この記事では、各モデルの実走感の違いやサイズ感、ライバル機との比較を徹底解説します。
アシックス「エナジーセービング」シリーズのスペックと特徴
勝手に足が転がる「GUIDESOLE(ガイドソール)」

このシリーズを語る上で欠かせないのが、一目でわかる弓状のカーブを描いた「GUIDESOLE」です。
この極端なカーブが、 着地から蹴り出しまで、ソールが「転がる」ことで足首の無駄な動き(屈曲)を最小限にし、エネルギーを節約しながら前へ進めます。「自分で地面を蹴る」のではなく「ソールに身を任せる」だけで、理想的な足運びが自然と身につきます。
魔法の2層構造:FLYTEFOAM(フライトフォーム)の秘密

META RIDEとGLIDE RIDEの驚異的な走りを支えているのが、性質の異なる2つの素材を重ねた「ハイブリッド・ミッドソール」です。
- 上層:FLYTEFOAM(フライトフォーム) 従来のソール素材(EVA)に比べ、約55%もの軽量化に成功。ただ軽いだけでなく、素材に添加したナノ繊維が柱のような役割を果たすため、長時間走ってもヘタりにくい「圧倒的な耐久性」を誇ります。
- 下層:FLYTEFOAM PROPEL(プロペル) 着地の衝撃をポーンと跳ね返す**「高反発」**が持ち味。この層があることで、クッション性に沈み込むだけでなく、次の一歩を押し出す推進力が生まれます。
「軽くて丈夫な上層」で足を支え、「弾む下層」で前に進む。この2段構えにより、フルマラソンの後半でも足が重くならず、リズミカルな走りをキープできるのです。
アシックス「エナジーセービング」シリーズのスペックと特徴
各モデルの重量や特徴をまとめました。
モデル名 | 重量(27.0cm) | 主なクッション材 | 特徴・位置づけ |
メタライド | 約315g | FLYTEFOAM + GEL | 圧倒的な保護性能。完走を目指す初心者向け。 |
グライドライド | 約290g | FLYTEFOAM + PROPEL | 快適性と推進力のバランス型。サブ4〜5向け。 |
エボライド | 約255g | FLYTEFOAM | 最軽量。中上級者のテンポアップ走に最 |
ライバルシューズとの比較:ナイキ・ホカとの違い
「効率的に走れる厚底」というカテゴリーで比較される他社モデルと並べてみました。
項目 | アシックス グライドライド | ホカ オネオネ ボンダイ | ナイキ ペガサス |
走り心地 | 転がるような推進力 | マシュマロのような柔らかさ | 万能なバネ感 |
安定性 | ◎(ブレにくい) | ○(幅広だが柔らかい) | △(やや細身) |
耐久性 | ◎(アウトソールが頑丈) | △(摩耗が早い傾向) | ○ |
ナイキのカーボン入りシューズは「強制的な加速」が特徴ですが、アシックスのこのシリーズは「足首の負担を減らす」ことに特化しています。ケガを防ぎたいならアシックスに軍配が上がります。
まとめ|グライドライド・エボライドはどんなランナーにおすすめ?
結論として、あなたの目的別に選ぶべき一足は以下の通りです。
メタライド(METARIDE)がおすすめな人
- 「完走」が第一目標のビギナーランナー。
- 膝や足首への不安があり、最高峰の保護性能を求める方。
- アシックスの最新技術をフルに体感したいガジェット好き。




